洋書で英語力アップのススメ★パート1
こんにちは!Web担当のまいまいです!
英語力をぐんとアップさせる方法としてよく取り上げられるのが、読書ですよね。お気に入りの洋書を読むことで語彙力や文法力、読解力も付くとあって、
人気の高い英語学習法です。ただ、この学習法は、普段洋書を読まない方からするとハードルが高いかもしれません。
私もまだ英語初心者の頃に、難易度の高い洋書にチャレンジして、
何度も挫折してしまった経験があります((+_+))今日は、初心者の方でも挫折しない洋書の選び方をいくつかご紹介します!
ステップ1. Graded Readersや児童書
「洋書なんて1冊読むのは絶対ムリ!」と思ってしまう方に
まず最初におすすめなのは"Graded Readers"です。
英語学習者向けに語彙制限をかけて読みやすくした、薄い本です。
内容も、有名人の伝記や世界的古典文学、科学や環境問題などを分かりやすくまとめており、
ダイジェストが理解できるようになっています。いきなり分厚いペーパーバックから読むのはハードルが高いと思っている方は、
まず"Graded Readers"にトライしてみて下さい。ちなみに、リンゲージではGraded Readersの貸し出しも行っております。
教室内の本棚にある書籍は1週間貸出無料なので、
ぜひご活用ください。Graded Readersだとちょっと物足りなくなってきたら、
小学校高学年~中学生くらいを対象に書かれた児童書にトライしてみて下さい。
物語を要約してあるGraded Readersと違って、
子ども向けのプロ小説家が本格的に書いたストーリーを楽しむことが出来ますので、
読み応えたっぷりで満足感が得られると思いますよ♥
ステップ2. 実用書
Graded Readersや児童書を順調に読みこなせるようになってくると、
だんだん、大人向けの洋書が読みたくなってくると思います。
そんな時にまずおすすめなのが、実用書です。
著者の主張や論点が的確にまとまっているので、内容把握がしやすいです。とくに、英語が母国語ではない方が英語で書いた実用書は、読みやすいものが多いです。
世界的ベストセラーにもなった"Factfullness"はその代表格で、
全編を通して比較的容易な英語で書かれていますから、おすすめです。また、人気の海外実用書は翻訳も出ていることが多いですから、
翻訳を読みながら洋書版を読み進めるのもおもしろいですよ。
ステップ3. 小説
小説を選ぶときは、最初は「読みやすい」と言われている小説家を選びましょう。
いきなり自分の好きな小説家にトライしようとすると、
その作家が複雑な心理描写や情景描写を得意とする場合、
英語上級者でも読みこなすのが難しいので、挫折してしまう可能性が高くなります。
もしみなさんがハルキストなら、内容はすでに理解できていると思いますので、
英語版でも抵抗なく読み進めていかれるのではないでしょうか。
特に村上春樹さんの作品は英語との親和性が高いと言われていますから、
英語版の方がしっくりくるという方もいらっしゃるんだとか。
日本語版と英語版の違いを味わって、比較してみるのも楽しいですね!日本人作家の英語版でなく、英語ネイティブが書いた小説にトライしたいなら、
読みやすい作家の代表格としてよく話題になるシドニー・シェルダンの作品はいかがでしょうか。彼の作品は、セリフが多くて読みやすく、直感的にストーリーを追える点が、
英語学習者から熱い支持を得ています。シェルダンように、
読みやすくはあるけれどもすこし読み応えのある洋書を何冊かコンプリートすれば、
読解力はぐんと上がっているはず。
そのあとなら、どんな小説家の作品にトライしても挫折する確率がぐんと減るのではないでしょうか。洋書学習法にトライしたい人は、ぜひ段階を踏んで頑張ってみて下さいね!

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