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色んなラベリントLaberinto(迷宮)その3 バルセロナ2日目 -講師Yuki留学ブログ-

こんにちは。英会話教室リンゲージ銀座有楽町校の講師で留学中のYukiです。

私は現在、言語学を専攻しながら毎年9月~4月でカナダの大学に通っています。まだまだ続きます。
前回の続き、リーディングウィーク中のスペイン旅行、主人公はこの私。
本日はスペインでの一般家庭で思ったことを徒然なるままに!

【バルセロナ旅行記】
・カタルーニャ家族との出会い
・色んなラベリントLaberinto(迷宮)~カルチャーショック~
・色んなラベリントLaberinto(迷宮)~スペインの両頬のキスのあいさつ~

オリーブの謎

ついにパエリヤを食べるために食卓に全員が腰をかけました。
お母さんとおじいちゃんは誕生日席に座り、
お母さんから時計回りに私、マール。
おじいちゃんを通り、
更に時計回りにマールのおじさま、9歳の少女、弟が座ります。

そして私は机の上に唯一乗っているオリーブの入った小さな二つの小皿を見つめました。
また、出た。
スペインではアパタイザー(前菜)として、オリーブを食べます。
そのオリーブは少しお酢が入っているので、私はお寿司のガリのように、
食事中に口の中の風味をリセットする役割があるのかと勝手に決めてかかりました。

だからオリーブにもきっと何か大きな役割があるに違いない
・・・というのも5月にスペインに行った際に、
レストランに行くと必ず真っ先に運ばれて来るのはオリーブでしたから、
私は長らく謎だったスペインの食事の習慣「何よりも先に運ばれてくるオリーブの謎」を
ここらにて解決しにかかったのでした。

スペイン語で、
「なぜ、オリーブ?」と誰とも決めずに全員に話しかけると、
静かな弟は(僕が答える必要はないかな。僕以外の誰かが言うんだろうな)という様子で
その場を見守ります。

弟は答えてくれなさそうだったので、目線を別の所へ移すと、
答えたがりのマールと、物知りのおじさんは先に口を開きました。

「だって、メイン料理がすぐに出て来ないでしょ?
それまでに我慢できないからなんか食べたくない?」

「そうだよ、お腹空いてるじゃん」

更にお母さんは、(そうそう)と言わんばかりに隣で首を縦に振っています。
弟は静かに、それこそオリーブを口に含んで噛んでは声を発しません。
9歳の少女は大人たちの回答を利口そうな顔で聞いています。
または、私の拙いスペイン語を物珍しそうに聞いているのです。

96歳のおじいさまは石像に変身しました。
私が何の質問をしたかも聞こえてはいないかのように、
穏やかな顔でシンボルのように座っています。

なるほど、皆さん、
半年近く意味があるのではないかと疑ってきた
スペインの食事で一番に出てくるというオリーブの謎の答えは、
「腹が減ってるから我慢できない」からだそうです。

本当?
マール!

私はこのように公に発表してしまいましたが、それでよかったの?

簡単なスペイン語が話せないマール母のラベリント

言われた通り、腹が減っていて我慢ができなかった私は、
腹が減って我慢ができない時に食えと言われた
オリープを8つくらい食べました。

オリープのタネが私の皿の端に積まれて並ぶ頃、
お母さんは大きなパエリヤの鉄板を運んで来ました。

腹が減っていて我慢できなかった私は、
腹が減っている時に食えと言われたオリーブを食べたことで、
こうしてパエリヤが運ばれるまでの時間をつなぐことが出来ました。

目の前に置かれたパエリヤ。
大きな鉄板の上にエビたちが
中心を向きながら下に敷かれているご飯を覆い隠すように並べられています。

エビたちの種類が2種類あり、
赤エビと白エビが交互に並んでいます。

エビはMarisco? Langosta?
だめだ、思い出せない!とギブアップし、私の必殺技、
「¿Qué es eso?(なに、それ?)」連発です。

皆さんは声を揃えてGamba!!!!と言いました。
ガンバか。

「なにそれ?」って聞いてるのに、教えてくれないで
「がんば!」って応援されているようなクダリで漫才でも書けそうです。

お母さんは全ての人たちにパエリヤをサーブしました。
1人に2尾ずつ、
そして少し芯がある玄米のようでなぜか色が茶色いご飯を2すくいしてそれぞれの皿に乗せていきます。

私のお皿にご飯が乗った時、私はやはりスペイン語で、
“Ahhh arroz, no amarillo, este.... marron (ごはん、黄色。じゃない。これ茶色いね)”
というと、お母さんは
“Azafrán?(サフランライス?)”

どうやら私の言いたいことがわかったようですが、
今回のパエリヤは茶色なんだと説明しました。

なぜ茶色になるかの現象も教えてくれたのですが、
私は時々お母さんのスペイン語がわかりません。
というのも、
マールでさえ知らない言葉をお母さんは時々使うそうなのです。

その度にマールはお母さんを、
「お母さん!!私でもわからない言葉がユキに分かるわけないんだから、難しい単語やめてよ。
文法通り、分かりやすい順序で話してくれない?」と強くなじります。

お母さんは黒目を上に持ち上げて、一瞬白目になりながら呆れたような、
困ったもんだというような顔で、
適当にその話をそこで終わらせるような返事をします。

私は笑いながら、(いえいえ、こちらこそ、なんかどうもすみません、お気遣いを。)と思いますが、
なるほど、なんだかこれは一理あるかもしれないなと思うのです。

ある時でしたか、イギリスの彼のスティーブンが
「ユキのお母さんの日本語はとても分かりやすいよ。
多分、ユキが2年前に連れてきたカナダの友達で簡単な日本語を喋るのに慣れちゃったんだね。
次にマールが来て更に簡単な日本語を使う癖がついてるから、
まだまだひどい俺の日本語でも、ユキのお母さんの日本語は分かるんだよ。」

と面白いことに気づいたことがありました。
「あ、そう?」
あなたは私に全く手加減しない英語を喋るのに?
というコメントは控えて、
なるほど、
私にとっては全てが同じ日本語ですが、分かりやすい語順の並べ方、
単純に話す方法、小学生にでも分かる言葉の選び方を
うちの母は自然と身につけてしまったようでした。

この話をマールのお母さんに当てはめると更に合点が行くものでありました。
マールのお母さんは、うちの母のように英語がカラキシですが、
うちの母と違うところは、マールのお母さんは私のような者と初めて話すので、
簡単なスペイン語(母語)が話せないということです。

母語は無限大の力を発揮し素晴らしい言葉や文章、
そしてその人の心の豊かさを創り出すことができますが、
その母語の力は強大すぎて、単純化することが難しいのです。

言葉の力はいつだって魅力的なのですから。

少女がガンバを食べないラベリント

パエリヤをとにかく何皿も食べました。
人の分まで食べました。美味しすぎるのです。

ご飯にはシーフードの味がジュンと染みていて、
アルデンテなご飯は私の好みの硬さです。
玄米自体が私は好きで、時々見つける口の中でのプチプチ食感と
そこから滲み出るシーフードの味がなんとも言えません。

玄米なのにドライな感じではなく、
潤いを保ってシーフードの汁が溢れてくるのです。

ご飯の中から次々に出てくるあさりの貝の中に入り込んだ粒飯を、
ていねいに拾い上げて、一粒残さず取りました。
貝の中に一粒も入り込んでいないことを確認して、
食卓の中心に置いてあるボウルの中に殻を捨てていきます。

9歳の少女はというとgambaを食べないと言いましたから、
鉄板には二尾だけ残っていることに注視し、
私はお母さんにこれも食べていいかと聞きました。

お母さんは9歳の彼女が食べないので、
是非とっちゃって頂戴と私に笑いかけたので、
私は悪気なく、
「No te gustan las gambas?(エビさん嫌いなの?)」と聞くと、
少女の代わりに大人たちが、
「子供はとりわけシーフード自体食べないよ」
といいました。

それはシーフードは例えば消化が悪いから子供には良くないとか、
子供の成長に良くないとか、
特別な意味があるのかなと勝手に勘ぐりましたが、
日本でも子供が食べたがらない食べ物、
たとえばそれは大人の味のウニだったり、レバーだったり、
そんなものを想像して、
まあ、そんなこともあるかなと勝手に納得しました。

以上、「色んなラベリントLaberinto(迷宮)その3 バルセロナ2日目」
スペイン旅行ネタ!でした。
異文化について分かって面白かった!という方は、
引き続き私のブログを読んでいただけると嬉しいです♪ 
それでは♪カナダから、いえ、スペインからYukiでした!

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この記事を書いた人

yuki

Yuki

2014年に一念発起。ワーキングホリデービザでカナダに渡航。ランゲージスクールにて英語を勉強の後、ファームステイ、留学コーディネーター、現地高校の日本語教師、TESOL(英語教授法)免許を取得し、カナダの大学入学を決心。貯金の為に2016年に帰国。帰国後リンゲージにて勤務開始、2019年現在、カナダの大学2年生で言語学専攻中。
好きなものこと:勉強、カナダ、剣道、お料理、酒とビール
嫌いなこと:食べ物を無駄にしたり捨てたりすること×

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