英会話教室TOP 教室を探す 英会話リンゲージ銀座有楽町校 銀座有楽町校ブログ 色んなラベリントLaberinto(迷宮)その2 バルセロナ2日目 -講師Yuki留学ブログ-

色んなラベリントLaberinto(迷宮)その2 バルセロナ2日目 -講師Yuki留学ブログ-

こんにちは。英会話教室リンゲージ銀座有楽町校の講師で留学中のYukiです。
私は現在、言語学を専攻しながら毎年9月~4月でカナダの大学に通っています。
前回の続き、リーディングウィーク中のスペイン旅行、主人公はこの私。
本日はスペインの両頬のキスのあいさつについて!

【バルセロナ旅行記】
・カタルーニャ家族との出会い
・色んなラベリントLaberinto(迷宮)~カルチャーショック~

スペイン流 キスの挨拶ラビリント

14時からのお食事会に行きました。
マールは先に実家に行っていて、
お母さんが作るパエリアを手伝っていました。
そこにはすでに
マールの96歳になるおじいちゃん
マールのおじさん
そのおじさんの9歳になるお嬢さんが集まっていました。

マールのおじさんという方は、
中国人のお嫁さんと結婚されたので、
9歳の女の子はアジア人の風貌にまるい曲線の立体感のあるおでこと、
薄茶色の瞳をしていました。
スペイン語でペラペラと何かを言って、
マールのおじさんはわたしの右頬と左頬に挨拶のキスをします。

わたしはこの瞬間が一番緊張します。
どうやったって慣れていく気がしないのですから。

スペイン流キスのあいさつは大まかに言ってこんな感じ。
自分から向かって最初は左方向に、
つまり相手の右頬に行くようです。
それは暗黙の了解みたいでした。

高難度のキスに苦戦

キスといっても、
本当に唇を頬にくっつけてするキスではありません。
なので湿った系のキスはしないです。

よく考えて見ればそれもそのはず。
そんな湿った系のキスを毎回していたら、
他人の頬を介して1日に何人もの不特定多数と間接キスが行われることになるでしょう。
肌に唇が触れるくらいのところで、
チュッという音を立てるというのが正確なところです。
簡単に言っていますが、それが本当に難しいのです。

仮に片側を上手くできたからといって、
安心してグズグズしててはいけません。
相手の右頬を制覇したら、
次は左頬を制覇します。

チュッと音を立てたあと、
一旦体を起こして顔同士をすれ違わせます。
その際に反対側にすぐに向かわねばならないので忙しいのです。
慣れている現地の人はすれ違う際に最短で回って首を動かせるようですが、
私はぎこちないせいか、
無駄に弧を描いて顔を相手から離してしまうので、
相手の左頬へ行き着くのが遅れます。
一回りほど外側を通って相手の反対側の頬に戻ってきた私は、
ちょっと出遅れてチュッと音を立てます。

そこで完了しますが、顔を戻すと、
そのあとは相手と向き合ってなんともぎこちない雰囲気が漂い、
何を言っていいのか困るのです。
もっとも何か気の利いたことが言えるほどの流暢なスペイン語がそこにないせいもあります。

この動作をするだけで、
HPが30ポイント減った気がします。
それを数人の人と繰り返すと、
回復魔法でもして体力回復が必要な気分まで追いやられます。

本当に難しいのですが、
みなさんはごく普通にやっている様子です。
どうしてこんな挨拶になるんだろうと、
マールの家族同士の挨拶をおそらく非常に真面目な顔で見てしまっていたでしょう。

キスのあいさつ いろんなパターン

●マール×弟
マールとその弟の挨拶をみると、
マールは弟の両側の頬を右手と左手で挟むようにして、
顔を近づけ、抑えた弟の右頬と自分の左手の隙間をみつけてそこにキスをします。
親指をちょっと動かして、
指を持ち上げたところにキスをするのです。

なんと!
弟にそんなことをするのか!!

私がもし突然6つ歳の離れた兄の頬を両手で掴んで、
兄の右頬にキスをしようものなら、
兄を咄嗟に死んでしまうかもしれないなと思うのでした。

その後、マールが今度は弟の左頬に行くのかと思い、
その様子をじっと観察すると、
今回マールがキスをしたのは弟の右頬だけ。
キスには様々なバリエーションがあるようで、
必ずしも両方にするということではない
らしいです。
やはり真横から睨むようにして観察を続ける私なのです。

●弟×おじいちゃん
おじいちゃんは96歳で置物のように動きませんでしたが、
話も理解していて、しっかりご飯も食べられますし、
1人でお手洗いに行くこともできました。

そんなマスコットキャラのおじいちゃんでしたが(勝手にマスコットとか呼んですみません。)
弟はおじいちゃんの右頬と左頬に一方的にキスをして挨拶している姿がありました。
ということは、
男性同士ももちろんありのようです。

●マールとマール母
ここは一番簡素な気がしました。
マールはお母さんの後ろから迫り、
お母さんが振り返りそうな方向からマールは母の頬にキスをして、
お母さんはンー〜と言いながら愛情表現音声らしきオノマトペを出しながら終わり。

なるほど、バリエーションが多いわけで、
ここまでの変化球は上級レベルだなと思うのです。

私はまだあまり慣れてませんが、
カナダのハグぐらいならほぼほぼ自然にできるのですが、
このキスの挨拶はもはや未知です。

生まれた土地、
育った場所、
その社会の規範
というのは中々どうして人々の体の一部として染みついて、
根強くそこにあるのです。
強い強い文化の壁をそこに見た気がしました。

以上、「色んなラベリントLaberinto(迷宮)その2 バルセロナ2日目」
スペイン旅行ネタ!でした。
異文化について分かって面白かった!という方は、
引き続き私のブログを読んでいただけると嬉しいです♪ 
それでは♪
カナダから、いえ、スペインからYukiでした!

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この記事を書いた人

yuki

Yuki

2014年に一念発起。ワーキングホリデービザでカナダに渡航。ランゲージスクールにて英語を勉強の後、ファームステイ、留学コーディネーター、現地高校の日本語教師、TESOL(英語教授法)免許を取得し、カナダの大学入学を決心。貯金の為に2016年に帰国。帰国後リンゲージにて勤務開始、2019年現在、カナダの大学2年生で言語学専攻中。
好きなものこと:勉強、カナダ、剣道、お料理、酒とビール
嫌いなこと:食べ物を無駄にしたり捨てたりすること×

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