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カタルーニャ家族との出会い バルセロナ1日目 -講師Yuki留学ブログ-

こんにちは。英会話教室リンゲージ銀座有楽町校の講師で留学中のYukiです。

私は現在、言語学を専攻しながら毎年9月~4月でカナダの大学に通っています。
本日も前回の続きリーディングウィーク中のスペイン旅行、
私がスペインで感じたこと、見たこと、
でも私が主人公、ちょっとサブキャラのマールとその家族たちをお送りします。

マールの持つアパートメント

空港から10分ほど行ったところのスーパーで、
マールが買い出しを手伝ってくれて地元感を楽しみました。

カナダの生活が長いので心底驚くようなイカレタ食べ物がなければ、
物珍しいものはスペインにはありませんでしたが、
なんといっても1つ1つの値段が安いのです。
目一杯買った気がしたのに、
たった18ユーロとは、
いやはや、お金の感覚がおかしくなりそうでした。

長年住んでいるカナダは、
住んでいる当の本人たちはその高さに全く気づいてないことが多いのですが、
実は本当に物価が高くて、
もしも今回買ったものと同じ物をカナダで買っていたら、
大体ユーロ換算すると50ユーロ弱は使うことになってしまうことでしょう。

破格なのは特にフルーツと加工食品
ピーチは1キロで100円程度です。
1つ100円でも安いのですが、
それが1キロの値段だとマールに告げられ、
驚きのその価格に買わなきゃ損だと思い、一気に持っていたカゴにピーチを5つ入れると、
マールはゲラゲラと笑いました。

また、カナダでは一本一本は大きいのですが、
5本入りのソーセージが1000円近くするという高さ!
しかし、スペインのチョリソーは150円程度です。
サラミみたいに薄く切られて真空パックされていました。

物珍しさというよりかは、
その破格に胸が踊るのでした。

マールの住処

スーパーの荷物を持ってマールは彼女が持つアパートに私を案内しました。
ここがユキの部屋だよと言って見せてくれた部屋は大体5畳くらいの広さで、
日本でいうシングルベッド幅に、縦の長さが少し長めのベッドが置いてありました。

ベッドの横に人が1人通れるような隙間を介して、
壁に沿ってカウンターのような長い机とも言えるけれども、
見方によってはタンスにも引き出しにも見えるような机がありました。

引き出しを開けるとマールの私物がその中に入っています。
そうか、マールはここに暮らしているのだ、
そんな当たり前のことをポカンと考えたときもありました。

冷蔵庫にスーパーで買ったものをしまい、
腹ごしらえをした後、
マールのアパートから2ブロックほど行ったマール実家へと向かいます。
5分とかからない近さです。

ところでマールは、
この私を住まわしてくれるアパートのその一室を経営しているそうです。
もともとこのアパートはおじい様の持ち物だそうですが、
マールが引き継ぎ、
日本に滞在していた最中もテナントに貸すことで、そこから家賃収入を得ているようでした。

マールは綺麗にこのアパートを改装し、
細部には世界各地で買ったエスニックな小物を飾り、
そのデコレーションはマールの小さなこだわりを見せていました。

部屋の中やリビングをよく見ると、
世界各国を1人で旅するツワモノのマールの中東で撮った写真、
マールがラクダに乗っている写真、
目以外の部分を全て覆い隠しているマールの写真が飾られています。
マールはそうやって生きて来て、
行き着くところで私に出会ったんだと実感しました。

そして、このアパートさえちゃんと貸していれば、
マールが日本にワーニングホリデーで、仕事探しに困難を要しても大丈夫かと少し安心しました。

マールの実家で...

マールの実家は日本でいう小さいけれどきれいなマンションの一室でした。
マールの弟と母はそこで暮らしているのです。
マールのお父さんとは昔からあまり折り合いがよくないことを聞いていましたから、
そこに存在していないのも簡単に受け入れられました。

この自宅にマールがどれほどの頻度で帰っているのかはあまり追求しませんでしたが、
アパートの方の生活感のないキッチンから伺うに、
マールはおそらく大抵の食事を実家の方でしているのだろうと考察しました。

実家に伺うと、
突然私はだんだん眠くなり、
うたた寝をするようになるのです。
なにせ、カナダとスペインの時差は7時間ほどとそこまで悪くはないものの、
やはり7時間だと、寝ているはずの時間に起きているという現象は起こっていたので、
まぶたが自然に閉じて来てしまうのです。
私はマールの実家の同じソファで互いに反対方向を向いて眠りこみました。

安心をした瞬間でもありました。

どう見たってハンサムの弟

私が物音に気づき目を覚ますと、
マールは突然男の人と熱い抱擁をしています。
寝起きのマールを心から優しく包むようにして抱きしめ、
右と左の頬にキスをする男性がそこにいたのです。

状況からしてこの人は話に聞くあの弟に違いない、
なぜなら私はマールの自宅にいるのだから
と頭ではわかっていても、
日本の常識、
カナダの常識、
私の常識
を総動員しても、
マールを優しく包み込む男性とマールの抱き合う状況に、納得いく説明ができず混乱しました。

一応、その謎の男性に向かって、
「えーっと、ユキです。はじめまして」とスペイン語で挨拶をしました。

その男性ははにかみながら私に寄ってきて、
やはり私の頬に両側にキスをしました。

あまりにハンサムなこの男性の両頬へのキスの挨拶は、
日本育ちカナダ住まいの私にとっては
ロマンチックさを感じずにはいられないほどで、
...いやいや、何言っているんだ、私。

これはスペインの挨拶なのですから、
ちゃんとわかっているのに、
この男性はマールの弟だという確信がとにかく一番先に欲しくなりました。

なんとかしっかり理解せねばならないと感じた私は、
“Hermano?”(弟?)
と尋ねると、
2人は似たような笑顔で“Sí”(そうだよ)と答えます。

なるほど、
ではマールの弟は写真で見るよりもずっとずっとハンサムな人です。

その後、わたしはスペインに滞在する9日間もの間、
この両頬へのキスの挨拶に全くといって慣れませんでした。

頬だとしても、
どうしても何かの特別な感情がないとしてはいけないような気がしてしまうのですから。

マールのお母さんとカタルーニャの誇り

そうこうしているとお母さんが帰ってきました。
マールのお母さんは写真通りの人で、
お腹を空かせていた私たちを食べさせるために、
【有り合わせ風、でも私にとってはとても豪華な食事】を作ってくれました。
そしてお母さんは私にワインを注ぎました。

パッケージはカタルーニャ語で何が何だかわからないけれど、
とにかく微妙にそれぞれで色が違うチーズを10種類近く出してくれ、
色や大きさや辛さが違うチョリソー3種類、
耳は硬いけど、チョリソーやチーズやオリーブをつけても負けてこないパンのしっかりした味。

マールは
「カタルーニャ人はトマトを潰しながらパンにこうやって塗るの。はい塗ってごらん。」
とミニトマトよりは大きいけれど、
普通のトマトよりはふた回りほど小さい半分にカットされたトマトを渡してくれました。

私は言われるがまま、
半分に切られたトマトの側面をパンに押し付けました。
トマトの中から果汁、
細かいタネの部分、
そして緑色の中身の部分が出てきて、
パンの表面が次第に湿ってきました。

「カタルーニャ人はこうやってパンを食べるから」

そう言われても
私にはカタルーニャ人と言うのは何なのかがあまり分かりませんでした。

しかし食卓に集まる
弟くんもマールもそのお母さんも、
カタルーニャ人の誇りとして、
カタルーニャ人の小さな伝統を受け継ぎ
カタルーニャ語を話すのです。

その日の食卓では、
わたしがいるからと言うことで
スペイン語を話してくれていることを発覚したときには、
何に驚いたのか分からなかったのですが、驚いていたのです。
きっと、わたしは勝手に彼らがスペイン語で話すのは当たり前のことだと思っていたからだと思います。
その後、拙いスペイン語で、
「今日。わたしのため?家族の中、スペイン語。
でも、いつも、家族の中、カタルーニャ語?」と聞くと、
彼等は笑いながら
「そうだよ。だって私たちはカタルーニャ人だから」と言うのです。

カタルーニャとは何だろう
カタルーニャ人の誇り。
カタルーニャ人を愛する家族。

私はスペインに来てカタルーニャ人に接することが出来て、
一粒で二度おいしい、
そんな思いをしていたのです。

以上、スペイン旅行ネタ!
『カタルーニャ家族との出会い バルセロナ1日目」でした。
異文化について分かって面白かった!という方は、引き続き私のブログを読んでいただけると嬉しいです♪ 
それでは♪
カナダから、いえ、スペインからYukiでした!

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この記事を書いた人

yuki

Yuki

2014年に一念発起。ワーキングホリデービザでカナダに渡航。ランゲージスクールにて英語を勉強の後、ファームステイ、留学コーディネーター、現地高校の日本語教師、TESOL(英語教授法)免許を取得し、カナダの大学入学を決心。貯金の為に2016年に帰国。帰国後リンゲージにて勤務開始、2019年現在、カナダの大学2年生で言語学専攻中。
好きなものこと:勉強、カナダ、剣道、お料理、酒とビール
嫌いなこと:食べ物を無駄にしたり捨てたりすること×

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