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講師Yukiが教える【難しくないSyntax(統語論)の基礎♬】

こんにちは。
リンゲージ有楽町校の講師で留学中のYukiです。
私は現在、言語学を専攻しながら毎年9月~4月でカナダの大学に通っています。
本日は言語学ネタの【難しくないsyntax(統語論)の基礎♬】。
人は言語を発するとき、文字通りどのように語句を統合して構成するかを考えます!

Syntax(統語論)とは?

既に以前の私のブログでmental grammarについてお話して来ているので、
今回はmental grammarの説明は割愛しますね(*’▽’)

(※以前の記事、
【言語学 ―Linguistics― とは何か、どんな仕事に就けるのか?】
講師Yukiがレクチャー【必見!Mental grammarの大切さ!】
講師Yukiが解説!【難しくないmorphologyの基礎♬】
講師Yukiがレッスン★【新単語の発明はmental grammar がしてくれる】
をご覧ください。)

さて、もはやシリーズ化して来てしまった私の言語学ネタブログですが、
(勝手にシリーズ化しましたね♪)
本日はmental grammarの一つ、syntax(統語論)についてお話しします。

Mental grammarは母国語を話す人が習わずして無意識に持つ知識であり、
その知識がお互いを理解するのに一役も二役も買ってくれているとお話ししました。

その無意識の知識がどうして起こるのかをひも解くため、
Syntaxは
“母国語話者が句や文を作るときに、無意識に行う単語同士の組み合わせ戦略”がどのようになっているかを形態的にします。

とはいっても、何が何だか難しいので、
いつものように英語と日本語の例を見ていきましょうねっ!

英語で考えよう♪Syntax(統語論)

母国語話者は、
教えられずして無意識に、
どの語句がどの語句とくっ付いて関係し合っているのかの要領を得て話したり聞いたりしています。

このように考えると、
私たちが今言葉を話しているのは奇跡に近いですよね。
言語は我々の背後で複雑極まりない構成を成しているのです。

その複雑さを目に見えるものにして、
何が起こっているのか考えてみようではないか!!
としたのが、
Syntax(統語論)です。
言語学者はこういうことが大好きですね~。

良い例を見つけましたので、以下でご紹介します。
1)Tina baked brownies with marshmallows.
2)Tina baked brownies with Nina.

1番は、ティナがマシュマロと一緒にブラウニーを焼いた
2番は、ティナがニーナと一緒にブラウニーを焼いた

という簡単な文ですが、
with以下にご注目です。

1番は「マシュマロ」とあるので、
私たちは無意識にmarshmallowsとbrowniesを一つの塊として捉え、
“マシュマロはブラウニーと一緒にオーブンの中で焼かれたんだなぁ”
と考えると思います。

しかし、2番の文章になると、「ニーナ」とあるので、
私たちは無意識にNinaとTinaを一つの塊として捉え、
“ニーナはブラウニーと一緒にオーブンの中で焼かれたんだなぁ”
と考えず、
ニーナとティナは一緒にブラウニーだけをオーブンで焼いた様子を思い描きますね。

「ニーナ」と「マシュマロ」が変わっただけのこのような単純な文章の中で、
どうしてこのような組み合わせ方の違いが起こるのでしょうか?

そう、
このような無意識に語句の塊を構成するネイティブの知識こそ、
mental grammarなのです。

言語学ではこの語句の組み合わせ方の構成を目に見えるものにするために、
ツリーダイアグラムという樹形図を書いて観察します。

飽くまでツリーダイアグラムがどんなものかの例として写真を載せておきますが、英会話をする上ではこのツリーダイアグラムは必要ありませんので、
心配しないでください!!
殆どの人は書けません!

ツリーダイアグラム

日本語で考えよう♪Syntax(統語論)

いつものように日本語の例を考えては見るものの、
英語で習って来たので中々いい例が思いつかないYukiです。

例えばこんなのはいかがでしょう。
1) リンゲージで、働いたりご飯を食べたりしました。
2) リンゲージで働いたり、ご飯を食べたりしました。

1番も2番も同じ文章ですが、
1番と2番の印象が変わって来ますね!

1番は、働いたのもご飯を食べたのもリンゲージで行われた印象ですが、
2番は、リンゲージでは働き、その後はどこか別のところでご飯食べた印象です。

日本語には句読点があるので、
文字に起こす際には語句がどの語句と統合されているのか理解しやすいですが、こうしたらいかがでしょう。

3)リンゲージで働いたりご飯を食べたりしました

1番にも2番にもどちらにも解釈できる文章ですが、(多くの人が1番の方で受け取るかな?)
人はコンテクスト(文脈)でも話を理解して語句を統合しています。
それも私達の持つmental grammarとなります!

以上、
本日は【難しくないSyntax(統語論)の基礎♬】をお送りしました。
言語学の魅力が伝わって面白かった!という人は、
また引き続きブログを読みに来てくださいね♪

今日はこの辺で。 
カナダから、Yukiでした!

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この記事を書いた人

yuki

Yuki

2014年に一念発起。ワーキングホリデービザでカナダに渡航。ランゲージスクールにて英語を勉強の後、ファームステイ、留学コーディネーター、現地高校の日本語教師、TESOL(英語教授法)免許を取得し、カナダの大学入学を決心。貯金の為に2016年に帰国。帰国後リンゲージにて勤務開始、2019年現在、カナダの大学2年生で言語学専攻中。
好きなものこと:勉強、カナダ、剣道、お料理、酒とビール
嫌いなこと:食べ物を無駄にしたり捨てたりすること×

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